曲概要
「海の男達の歌」はR・W・スミス作曲の吹奏楽曲です。
1996年にアメリカ海軍ワシントンD.C.バンドのジョン・R・パスティン少佐の委嘱で作曲されました。
演奏会・コンクール。大編成・小編成。場面や編成のとらわれず様々な場所で聴く曲ですね。
端午の節句っぽく男らしい曲です。
この曲の推しポイント!
オーシャンドラム・鎖をはじめとした打楽器群、ユーフォのソロ、後半のホルンのソリなど、どの場面も描き方が鮮明です。
鎖を使う吹奏楽曲、特に海をモチーフにした曲はもっとあっても良い気がします。非常に効果的です。
ただ、チューバと木管楽器が同じ動きをするのは少ししんどいですね……。
九分弱とそんなに長い曲ではないため気づきにくいですが、冒頭+三楽章という構成になっております。
原題を直訳すると「船乗りと海の歌」となりますが、その名の通り船乗りだけにフォーカスするのではなく、「荒れ狂う海」「穏やかな海」など様々な顔を見せる海にも着目した曲です。
翻訳って難しいですね。
曲情報
曲名:海の男達の歌(Song of Sailor and Sea)
作曲者:R・W・スミス
出版年:1996年
この曲を一言で言うと:鎖が好き
演奏歴:早(第41回定期演奏会など)
(早稲田吹奏楽団での演奏歴:早、フィエスタ・ウィンドシンフォニーでの演奏歴:F)
Tuba. T