曲概要
「大ラッパ供養」は宮川彬良の作曲した吹奏楽曲です。
第24回国民文化祭・しずおか2009「吹奏楽の祭典」記念曲として浜松市が委嘱しました。
宮川彬良氏が音楽監督を務めるオオサカ・シオン・ウィンドオーケストラも度々演奏していますね。
この曲の推しポイント!
音楽の街、楽器の街である浜松市からは日々多くの楽器が旅立っていきます。
しかし楽器たちもいつの日か役目を終え、眠りにつく時が来ます。
そんな楽器への感謝を込めた、供養。そんな曲です。
とは言っても、曲は厳かな雰囲気でもなくて宮川彬良らしいポップな曲調です。
16ビートを基調としたおしゃれなファンクミュージックですね。
曲はトランペットのファンファーレから始まり、輪唱をするように徐々に楽器が増えていきます。
トロンボーン、金管楽器群、木管楽器群。
ファンファーレのボルテージが高まり切った後、ドラムセットとエレキベースが16ビートを作り始めます。
ファンクミュージックの始まりです。様々な楽器によって同じ、おしゃれなフレーズが何度も繰り返されます。
また、中盤にはSax群によるアンサンブルがメロディーを務めます。こういうところ、ずるいですよね。
その直後のTb,Euphのメロディーもかっこいいのでずるいです。
そして、冒頭のファンファーレが再び演奏され、楽器たちへの供養を果たして曲は終わります。
タイトルには「ラッパ」とありますが、多くの楽器が活躍します。むしろTpの活躍が少ないくらい?
楽器に携わる人間として一度くらい演奏しておきたいですね。
曲情報
曲名:大ラッパ供養
作曲者:宮川彬良
作曲年:2009年
この曲を一言で言うと:お盆とかに吹きたい
演奏歴:無し
(早稲田吹奏楽団での演奏歴:早、フィエスタ・ウィンドシンフォニーでの演奏歴:F)
Tuba. T