【No.39】大ラッパ供養

曲概要

「大ラッパ供養」は宮川彬良の作曲した吹奏楽曲です。

第24回国民文化祭・しずおか2009「吹奏楽の祭典」記念曲として浜松市が委嘱しました。

宮川彬良氏が音楽監督を務めるオオサカ・シオン・ウィンドオーケストラも度々演奏していますね。

この曲の推しポイント!

音楽の街、楽器の街である浜松市からは日々多くの楽器が旅立っていきます。

しかし楽器たちもいつの日か役目を終え、眠りにつく時が来ます。

そんな楽器への感謝を込めた、供養。そんな曲です。

 

とは言っても、曲は厳かな雰囲気でもなくて宮川彬良らしいポップな曲調です。

16ビートを基調としたおしゃれなファンクミュージックですね。

 

曲はトランペットのファンファーレから始まり、輪唱をするように徐々に楽器が増えていきます。

 

トロンボーン、金管楽器群、木管楽器群。

ファンファーレのボルテージが高まり切った後、ドラムセットとエレキベースが16ビートを作り始めます。

ファンクミュージックの始まりです。様々な楽器によって同じ、おしゃれなフレーズが何度も繰り返されます。

 

また、中盤にはSax群によるアンサンブルがメロディーを務めます。こういうところ、ずるいですよね。

その直後のTb,Euphのメロディーもかっこいいのでずるいです。

 

そして、冒頭のファンファーレが再び演奏され、楽器たちへの供養を果たして曲は終わります。

 

タイトルには「ラッパ」とありますが、多くの楽器が活躍します。むしろTpの活躍が少ないくらい?

楽器に携わる人間として一度くらい演奏しておきたいですね。

 

曲情報

曲名:大ラッパ供養
作曲者:宮川彬良

作曲年:2009年

この曲を一言で言うと:お盆とかに吹きたい
演奏歴:無し

(早稲田吹奏楽団での演奏歴:早、フィエスタ・ウィンドシンフォニーでの演奏歴:F)

 

Tuba. T