【No.80】ストレンジ・ユーモア

曲概要

「ストレンジ・ユーモア」はジョン・マッキーの作曲した吹奏楽曲です。

アメリカ吹奏楽指導者協会からの委嘱で編曲されました。

 

 

 

 

この曲の推しポイント!

この曲は元々弦楽四重奏とジャンベのための曲として作曲されました。

ジャンベは西アフリカの起源の打楽器です。

吹奏楽でも稀に使われますね。

 

協奏曲とまではいきませんが、全体的にジャンベを中心として書かれている作品です。

冒頭、イングリッシュホルンの怪しげなソロで始まります。

 

その後ジャンベによってに示されたリズムをなぞる形で、Sax.群によって主題が演奏されます。

それが様々な楽器へと受け継がれる形で、終始進行していきます。

 

イングリッシュホルンをはじめとして、S.Saxなど木管楽器が主旋律を吹くことが多いです。

しかし、その分随所に現れる金管楽器が中東の怪しい音楽の雰囲気をかもし出します。

 

特筆すべきはTb.

定期的に行うグリッサンドのシャウトはもちろん、終盤のソロはTb.ならではです。

 

基本的に繰り返しなので、一度掴んでしまえば比較的演奏しやすい曲かもしれません。

しかし、日本人の私たちにはその域に達するまでが難しいです。

 

アラビアンですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曲情報

曲名:ストレンジ・ユーモア
作曲者:ジョン・マッキー
作曲年:2006年

この曲を一言で言うと:アラビア世界
演奏歴:なし

(早稲田吹奏楽団での演奏歴:早、フィエスタ・ウィンドシンフォニーでの演奏歴:F)

 

Tuba. T