【No.9】中国の不思議な役人

曲概要

バレエ音楽「中国の不思議な役人」は、バルトーク作曲の作品。

吹奏楽コンクールの自由曲としても多く演奏されています。

 

ハンガリーの劇作家レンジェルの戯曲『中国の不思議な役人-グロテスクなパントマイム-』の付随音楽として1924年に作曲された作品であり、タイトルの通り、曲の内容は非常に不気味。

内容が気になる方は、こちらを参照していただきたい。

この曲の推しポイント!

感動するきれいな部分はなく、不気味な和音、音の並びが展開されています。

それが逆にぞくぞくして、好きな部分でもあります!

 

冒頭の木管7連符からバストロンボーンのソロ(かっこいい)。

中間部はイングリッシュホルンの怪しげなソロなど、ゆっくりな音楽が続いた後、

最後にまた2本のトロンボーンによるソリからスピード感のある音楽へと変化します。

 

オーケストラ版では全曲聞けるので、吹奏楽でやる際は必ず聞いてほしい。

正直、この曲はオーケストラ版の方が雰囲気が出ます。

 

 

直管楽器に自信のある学生は、ぜひ演奏してほしい1曲です。

曲情報

曲名:中国の不思議な役人

作曲者:バルトーク

作曲年:1997年(吹奏楽編曲)

この曲を一言で言うと:トロンボーンかっこいい

演奏歴:なし

(早稲田吹奏楽団での演奏歴:早、フィエスタ・ウィンドシンフォニーでの演奏歴:F)

 

Trb.T