【No.92】Queen Phantom

曲概要

「Queen Phantom」は岡田吉邦の作品です。

この曲は第1回21世紀の吹奏楽"響宴"において演奏されたうちの1曲です。

なお、この曲は2020年7月現在も未出版譜となっています。

 

作曲者はこの曲のイメージについて以下のように語っています。

「中世の誰も寄り付かない古びた館、それはくらい闇の中にポツリとたたずむ怪しげな洋館。

しかしその中には、誰も知ることのない宴や舞が繰り広げられている。真夜中に時計の鐘が鳴り響くと、女王とその一族たちの亡者が眠りから覚めて踊り出す華やかな舞踏会がおこなわれる。」(「饗宴Ⅰ」曲目解説より引用)

 

 

 

 

この曲の推しポイント!

この曲を聴いて多くの人が思うのではないでしょうか。

「ホーンテッドマンションじゃん!」と。

冒頭のオルガンのメロディーを聞くとどこからか「セーフティーバーには触ってはいけない」と聞こえてくるようですね。
ちなみにホーンテッドマンションの曲の曲名は「Grim Grinning Ghosts」と言うそうです。

曲全体は華やかなのにどこか怪しい雰囲気のあるワルツ調の曲となっており、亡霊たちの舞踏会のイメージが伝わってきます。
また、吹奏楽には珍しいオルガンのソロによる重厚な旋律は、この曲に高貴な雰囲気を付与しています。
ノートルダムの鐘みも感じるけど気のせいかな。

曲情報

曲名:Queen Phantom
作曲者:岡田吉邦
作曲年:不明

この曲を一言で言うと:ホーンテッドマンション
演奏歴:なし

(早稲田吹奏楽団での演奏歴:早、フィエスタ・ウィンドシンフォニーでの演奏歴:F)

 

Fl.K