曲概要
「アレクサンドリの叡智」は久保太郎の作曲した吹奏楽曲です。
フォスターミュージックが出している「コンクール自由曲ベストアルバム7」に収録されていますね。
この曲の推しポイント!
アレクサンドロス大王によって拓かれた古代都市「アレクサンドリア」
そこには古代図書館があり、様々な叡智が集結した学問の中心地でした。
その叡智はやがて世界各地へと流失していき、アレクサンドリアの文化は衰退していきます。
そういった歴史を背景にして生み出された曲です。
冒頭木管楽器によって、この曲の根幹となるリズムが演奏されます。
そしてTp.を中心としたファンファーレを経て序奏は終わります。
ついでアレクサンドロス大王の行進を思わせるようなマーチ調になります。
冒頭のリズムを中心に、より快活にメロディが演奏されます。
中間部は代わって静かな叡智を現すようなテーマ。
その功績を讃えるようにクライマックスを迎えます。
そして冒頭の再現部。
それが展開されるように、スネアドラムが快速の音楽を導きます。
最後はさらに速度を上げて、Tp.の一発で終わります。
ちなみに「アレクサンドリア」がどこにあるかわかりますか?
エジプトですよ。
曲情報
曲名:アレクサンドリアの叡智
作曲者:久保太郎
作曲年:2014年
この曲を一言で言うと:古代図書館いきたいね
演奏歴:なし
(早稲田吹奏楽団での演奏歴:早、フィエスタ・ウィンドシンフォニーでの演奏歴:F)
Tuba. T