曲概要
交響曲第3番「プラネット・アース」はヨハン・デ・メイの楽曲です。
ヨハン・デ・メイの楽曲は本楽団でも「エクストリーム・メイク・オーバー」を演奏しています(めちゃくちゃ難しかった)
この曲は、「1. ロンリー・プラネット」「2. プラネット・アース」「3. マザー・アース」の3楽章から構成されており、演奏時間は約50分という大作です。
もとは、オーケストラ向けに作曲された楽曲でしたが、作曲者本人により吹奏楽版が編曲されました。 日本での初演は、ヨハン・デ・メイ本人指揮の大阪市音楽団(現、Osaka Sion Wind Orchestra)による演奏です。
この曲の推しポイント!
この曲を聴いて、驚くのは冒頭の宇宙空間を感じさせるようなSE(サウンド・エフェクト)と合唱。
冒頭の3分程度はSEと合唱のみで楽器が入ってきません。
ちなみに、楽譜を買うとSEのCDが附属し、演奏の際にそれを流すようです。
このような不思議な始まり方になっている背景には、デ・メイがこの曲をホルストの惑星の続きで、ホルストの描かなかった「地球」として構想したためです。
「惑星」の最終楽章「海王星」の最後の1小節は合唱のみとなっており、それを引き継ぐ形でこの曲は始まります。
そんな一風変わった始まり方をする曲ですが、曲全体も荘厳かつ繊細で聞き応えがある曲です。
特に金管は全体を通し非常にカッコいい。筆者は木管楽器なのですが、金管のパートを吹いてみたくなります。音が高いのでかなりしんどそうですが、、、。
非常に長く、合唱付きという演奏のハードルが高い楽曲ですが一度、演奏してみたいですね。
曲情報
曲名:交響曲第3番「プラネット・アース」(Symphony No.3, "Planet Earth")
作曲者:ヨハン・デ・メイ
作曲年:2007年付近?
この曲を一言で言うと:シュワーン(宇宙の音)
演奏歴:なし
(早稲田吹奏楽団での演奏歴:早、フィエスタ・ウィンドシンフォニーでの演奏歴:F)
Fl. K