【No.64】ウインディ・シティ序曲

曲概要

「ウインディ・シティ序曲」はヨハン・デ・メイの楽曲です。
イリノイ州ノースショア・コンサート・バンドの創立50周年記念の際に書かれました。

題名にある「ウインディ・シティ(Windy City)」とは、イリノイ州クック郡に位置するシカゴの愛称です。
シカゴにはミシガン湖からの季節風が強く吹き付けるためウインディ・シティ(風の街)の愛称がついたと一般に言われているようですが、実際には別の由来があるようです。
興味があればウィキペディア(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%82%B4)をご覧ください。

デ・メイはミッドウェスト・バンド・クリニックへ出席するため毎年12月の数日をシカゴで過ごしており、その際にミシガン湖からの氷のような突風を体感してこの曲名を決めたそうです。

シカゴの冷たい風からタイトルが決まった曲ですが、曲には魅力的なシカゴの都市の精神と力強さを合わせて作曲されており、エネルギッシュな曲調となっています。

 

この曲の推しポイント!

この曲は曲全体を通して分厚い音楽が展開されます。

煌びやかなチャイム、グロッケン、クロテイルの分散和音から始まるこの曲は、金管楽器のベルトーンにより徐々に厚みを増していきます。
ちなみに、ベルトーンに続くメロディーの裏で入るホルンのグリッサンドが個人的に好きです

全体的に音の厚い曲ですが特に中間部のホルン、トロンボーン、ユーフォニアムが奏でるメロディーは宗教音楽のような荘厳さを感じさせます。

冷たい風がタイトルの曲ですが、冷たい風の雰囲気は全く感じません。
しいて言えば冒頭の分散和音が冷たい風を表しているのでしょうか。
シカゴに行ったことがないのですがこの曲のような荘厳な雰囲気なんですかね?

5分程度と短い曲ですが、充実度・満足度が高い一曲です。
演奏会のオープナーにいかがでしょうか?

金管楽器の厚みが充実している分、木管楽器の見せ場はあまりないのが少し残念ですが、、、

 

曲情報

曲名:ウインディ・シティ序曲
作曲者:ヨハン・デ・メイ

作曲年:2006年

この曲を一言で言うと:本場のシカゴ風ピザが食べたい

演奏歴:無し

(早稲田吹奏楽団での演奏歴:早、フィエスタ・ウィンドシンフォニーでの演奏歴:F)

 

Fl. K