【No.34】ミッドナイト・イン・ブエノスアイレス

曲概要

ミッドナイト・イン・ブエノスアイレスはA・ゴーブの作曲した吹奏楽曲です。

Harmonie St. Caecilla Blerickとその指揮者、Andreas Van Zoellenによる委嘱で2007年に作曲されました。

日本では2015年の全日本吹奏楽コンクールで「ウィンドアンサンブル ドゥ・ノール」が演奏したのが印象的ですね。

この曲の推しポイント!

ブエノスアイレスといえば「南米のパリ」とも称されるアルゼンチンの首都ですね。

とにかくオシャレなイメージ、そして南米のラテンの明るいイメージがあります。

 

そんなブエノスアイレスの真夜中を描いたのがこの曲です。

暗闇の中で暴力が渦巻く、一方で情熱的で魅力的なラテンの世界を描いています。

 

前半部は暗闇の部分。頭の打楽器に導かれ、退廃的で気だるげなメロディーが続きます。

終盤、サックスのアンサンブルを皮切りに徐々にラテンの匂いがしてきます。

 

そしてトランペットの奏でる「ナイトクラブ」のテーマでオシャレな世界が幕を開けます。

ここからはこのテーマが展開する形で曲が進行していきます。

様々な楽器が奏でますが、一押しはトロンボーンです。ローマの祭りみたいな感じに吹いて欲しいですね。

 

最後にもう一度冒頭部が顔をのぞかせた後、「ナイトクラブ」のテーマが現れて曲は終わります。

 

オシャレすぎて手に負えないですね。

 

曲情報

曲名:ミッドナイト・イン・ブエノスアイレス
作曲者:A・ゴーブ

作曲年:2007年

この曲を一言で言うと:ちゃら
演奏歴:無し

(早稲田吹奏楽団での演奏歴:早、フィエスタ・ウィンドシンフォニーでの演奏歴:F)

 

Tuba. T