曲概要
ガリバー旅行記は、B.アッペルモントの作曲した全4楽章からなる吹奏楽曲です。
- リリパット(小人の国)
- ブロブディングナグ(巨人の国)
- ラピュータ(浮き島)
- フイヌム(馬の国)
文学作品の「ガリバー旅行記」を題材にした曲であり、
楽章のタイトルは原作に沿ったものです。
ガリバー旅行記についてはこちらから(Wikipedia)。
原作を読んでいれば、演奏と情景をイメージしやすい曲ですね。
曲を聴いているだけでも、なんとなく雰囲気は伝わってきます!
この曲の推しポイント!
何と言ってもメロディーラインの親しみやすさ!
楽器の編成も一般的で、技術的な「冒険」は特にありません。
1楽章 リリパット(小人の国)
ピッコロのメロディーから始まるかわいいメロディーはまさに「小人の国」にいるかのようです。
このメロディーが最後まで続いていきます。
ホルンの旋律と裏での動きが好き。
2楽章 ブロブディングナグ(巨人の国)
かっこいい入りから一変、怪しげな雰囲気へ。(ちょっとディズニーのアラビアン感。)
バスクラ吹きたくなります。
終わりに向かってテンポは上がっていきます。巨人から逃げている様子なのかな?
3楽章 ラピュータ(浮き島)
あの有名な「天空の城ラピュタ」の空に浮かぶ島の元ネタはこの「ガリバー旅行記」なんだとか。。
8分の6の流れ(たぶん)が浮いている気持ちにさせてくれます。
平和です。
4楽章 フイヌム(馬の国)
馬がひたすら走っています。
テンポ早めですが、難しくはないので吹いていて楽しいはず。
トランペットのタンギングが大事です。
まとめ
背景にある物語はもっと深みがあるので、こんな感想で申し訳ない。
(ガリバー旅行記はあらすじしか読んでいません。。)
難易度は高くなく、雰囲気も良い曲であるため、
小中学生など、楽器を始めたばかりの方にオススメな曲だと思います。
曲の理解よりも「ガリバー旅行記」とその周辺の知識を得るのが楽しいです。
曲情報
曲名:ガリバー旅行記
作曲者:B.アッペルモント
作曲年:2000年
この曲を一言で言うと:旅行に行きたい
演奏歴:無し
(早稲田吹奏楽団での演奏歴:早、フィエスタ・ウィンドシンフォニーでの演奏歴:F)
Trombone. T