【No.35】ガリバー旅行記

曲概要

ガリバー旅行記は、B.アッペルモントの作曲した全4楽章からなる吹奏楽曲です。

  1. リリパット(小人の国)
  2. ブロブディングナグ(巨人の国)
  3. ラピュータ(浮き島)
  4. フイヌム(馬の国)

文学作品の「ガリバー旅行記」を題材にした曲であり、

楽章のタイトルは原作に沿ったものです。

ガリバー旅行記についてはこちらから(Wikipedia)。

原作を読んでいれば、演奏と情景をイメージしやすい曲ですね。

曲を聴いているだけでも、なんとなく雰囲気は伝わってきます!

 

この曲の推しポイント!

何と言ってもメロディーラインの親しみやすさ!

楽器の編成も一般的で、技術的な「冒険」は特にありません。

1楽章 リリパット(小人の国)

ピッコロのメロディーから始まるかわいいメロディーはまさに「小人の国」にいるかのようです。

このメロディーが最後まで続いていきます。

ホルンの旋律と裏での動きが好き。

2楽章 ブロブディングナグ(巨人の国)

かっこいい入りから一変、怪しげな雰囲気へ。(ちょっとディズニーのアラビアン感。)

バスクラ吹きたくなります。

終わりに向かってテンポは上がっていきます。巨人から逃げている様子なのかな?

3楽章 ラピュータ(浮き島)

あの有名な「天空の城ラピュタ」の空に浮かぶ島の元ネタはこの「ガリバー旅行記」なんだとか。。

8分の6の流れ(たぶん)が浮いている気持ちにさせてくれます。

平和です。

4楽章 フイヌム(馬の国)

馬がひたすら走っています。

テンポ早めですが、難しくはないので吹いていて楽しいはず。

トランペットのタンギングが大事です。

まとめ

背景にある物語はもっと深みがあるので、こんな感想で申し訳ない。

(ガリバー旅行記はあらすじしか読んでいません。。)

難易度は高くなく、雰囲気も良い曲であるため、

小中学生など、楽器を始めたばかりの方にオススメな曲だと思います。

曲の理解よりも「ガリバー旅行記」とその周辺の知識を得るのが楽しいです。

曲情報

曲名:ガリバー旅行記
作曲者:B.アッペルモント

作曲年:2000年

この曲を一言で言うと:旅行に行きたい
演奏歴:無し

(早稲田吹奏楽団での演奏歴:早、フィエスタ・ウィンドシンフォニーでの演奏歴:F)

 

Trombone. T