【No.42】タイムマシン〜過去、そして未来〜

曲概要

「タイムマシン 〜過去、そして未来〜 」は清水大輔の作曲した吹奏楽曲です。

2014年に海上自衛隊横須賀音楽隊の創立40周年を記念して委嘱されました。

自衛隊の委嘱っていい曲多いですよね。

この曲の推しポイント!

この吹奏楽曲はタイトルの通り、タイムマシンによる時間旅行をテーマにしています。

それは40年もの長い間音楽を奏でて、人々に感動を与えてきた海上自衛隊横須賀音楽隊への敬意と賛辞を込めたものであると、清水大輔氏

は自身の曲解説で語っています。

 

曲は、時を刻むような秒針をイメージさせる打楽器の音で始まります。この時点で好きなんですよね。

一定のリズムを刻んでいたその音に、不規則なリズムが混ざり始め、徐々に楽器を増やしながら雄大なファンファーレへとなります。

 

オープニングを終えた後、コントラバスと共に再び時を刻み、時間旅行へと出発します。

快速なテンポで進む場面では、トランペットのメロディが非常に印象的です。

また、スネアドラムのリムショットがかっこいい。

 

時間旅行の先でたどり着いた音楽は、自衛隊を讃えるような行進曲。トランペットによるメロディと、シンバル、スネア、バスドラムを中心にした典型的なマーチです。

そして木管楽器のソロとアンサンブルの場面を経て、曲は感動的なクライマックスを迎えます。

清水大輔さんの曲は感動が担保されていて気分がいいですね。

 

最後に冒頭、「過去」の音楽に戻った様子を見せて、曲は終わります。

 

この曲、昔からやりたかったんですけど出版は比較的最近なんですよね。

埋もれない方が良い曲だと思います。

 

曲情報

曲名:タイムマシン 〜過去、そして未来〜
作曲者:清水大輔

作曲年:2014年

この曲を一言で言うと:タイムマシンがあったら過去に行きたい派です
演奏歴:無し

(早稲田吹奏楽団での演奏歴:早、フィエスタ・ウィンドシンフォニーでの演奏歴:F)

 

Tuba. T