【No.63】Indigo Cloud

曲概要

「Indigo Cloud」は真島俊夫の吹奏楽曲です。

2015年に京都大学吹奏楽団の委嘱で作曲されました。

晩年の作品ですね。

 

この曲の推しポイント!

「Indigo Cloud」は青雲、青空とそこに浮かぶ雲のことを表した曲です。

軽快なラテンのリズムに乗って曲は進行していきます。

 

これはラテンの中でも特にキューバ系をルーツとする「サルサ」のリズムになります。

「クラーベ」というクラベスの奏でる独特なリズムを中心として作られています。

 

曲はイントロの後、木管群による明るく晴れやかなテーマによって進行していきます。

その後のトランペットのソロはポップスの花形ですね。こういうの羨ましいです。

続くのはトロンボーン、サックス。やっぱりこういう楽器たちはかっこいいですね〜。特にトロンボーンのソリは印象的です。

また、トランペットはソリもあるのですが逆にそういうのもおしゃれでいい感じですね。

高音無双だけがトランペットではないですよね。

 

最後の転調はJ-POPみたい。

全体を通して非常にキャッチーで軽快です。いろんな楽器のソリもあるし、アンコールで演奏したいですね。

 

この曲は真島俊夫の最晩年の曲であると同時に、第5回以降のシンフォニックジャズ&ポップスコンテスト課題曲でもあります。

それだけ残す価値のある名曲だと思うので、ぜひ普通のコンサートでも演奏したいです。

 

 

曲情報

曲名:Indigo Cloud
作曲者:真島俊夫

作曲年:2015年

この曲を一言で言うと:偉大なポップス
演奏歴:無し

(早稲田吹奏楽団での演奏歴:早、フィエスタ・ウィンドシンフォニーでの演奏歴:F)

 

Tuba. T