【No.87】インヴィクタ序曲

曲概要

「インヴィクタ序曲」はJ.スウェアリンジェンの作曲した吹奏楽曲です。

Bowling Green State Universityのバンドディレクターであったマーク・S・ケリー氏へのオマージュとして作曲されました。

 

 

 

 

 

この曲の推しポイント!

「インヴィクタ」という単語はラテン語で「不屈の」「負けざるもの」という意味です。

 

教師でもあったスウェアリンジェン氏はマーク・S・ケリー氏に何度も教員としての指導を受けていたそうです。

その指導がなかったら、自分の成功はなかったと語っています。

そんなケリー氏へのオマージュとして作曲されています。

 

非常にスウェアリンジェンらしい、A-B-A形式の曲です。

Tp.を中心とした華やかなファンファーレによって曲は始まります。

 

スネアドラムによって導かれて、快速テンポのA部分に突入します。

そして木管楽器によって奏でられた主題は様々な楽器へと展開されます。

スネアドラムのリズムがとにかく細かいのが印象的です。

時折混ざる変拍子がいいアクセントになります。

 

転調して中間部。

同一の主題が展開される形ですが、伴奏のシンコペーションが雄大さを表します。

徐々に音楽が膨らむようにしてクライマックスを迎えた後、Aに戻ります。

 

最後はファンファーレの後、主題が演奏されて締めくくられます。

 

この曲は時代劇「大江戸捜査網」のテーマとの類似性が語られることでも有名ですね。

転調や、変拍子などがそっくりとのこと。

 

まあどっちもいい曲ですね!

 

 

 

 

 

 

 

曲情報

曲名:インヴィクタ序曲
作曲者:J.スウェアリンジェン
作曲年:1981年

この曲を一言で言うと:似ているのかな
演奏歴:なし

(早稲田吹奏楽団での演奏歴:早、フィエスタ・ウィンドシンフォニーでの演奏歴:F)

 

Tuba. T